閲覧ありがとうございます。 　こちらは、WRMで取り扱っている、ハンガリーの卓球メーカー・OSPで製作されている異質専用ラケット・イミューンOX中国式（旧デザイン）です。板厚は5.85mm、重量は77.9ｇです（湿気等により変動があるかも知れませんが）。なお、販売価格は21780円です。 　イミューンOXは、表面（グリップに刻印のある側）にはリンバが使われており、打球感は軟らかめ。裏面（グリップに刻印の無い方）にはローズウッドが使われており、打球感は硬め。ラバーを貼っていない状態で球突きをすると、表面と裏面では、明らかな打球感の違いを覚えます。弾みも、表面よりも裏面の方が弾むように感じました。「木材5枚合板とカーボンラケットぐらい違う」というわけではありませんが、「弾みを抑えた5枚合板とまずまず弾み5枚合板ぐらい違う」と感じました。 　もっとも特徴的なのは板の構成ですが、形状もなかなかに面白く、サイズは159×155と幅広である上にグリップ側の幅が広く、重心がかなり手元寄りとなっています。そのため、フォアからバックへの切り替えがやりやすく、ブロックでの守備範囲が通常のラケットよりも広いように感じました。なお、ラケットの形状が独特なため、他のラケットからこのラケットへのラバーの貼り替えは難しいかと思います。 　私は、先端重心のラケットが好きなので、以前同タイプのラケットを使っていた時の使用は2カ月程度にとどまりましたが、両面の弾みの差はかなり魅力的でした。ペン粒で手元重心のラケットが好きな方にはぜひ使っていただきたい一本です。 　新品未使用で箱付きです（あまり立派ではありませんが）が、箱の裏面左上に小さな凹みがあります。素人保管につき他にも小さい傷みやスレがあるかもしれません。そのあたりが気になる方は、購入はご遠慮ください。なお、箱の中には乾燥剤と、ラケットの表板のサンプル、OSPのステッカーなどが入っています。 #卓球 #ラケット #中国式 #ペン粒 #WRM #OSP #高級 #弾みの差 スポーツの種類···卓球